赤ワインについていえば、近年はカリフォルニアワインの高級ワインの代表でありつづけたオーパスワンの値段をリリース時から超えるワインがぞくぞくだが、このポール・ホッブスのカベルネもそのようなワイン。力強さはしっかりと押さえグラスから溢れるような圧力感はなく、口に含むと果実味の深さ、凝縮感、そしてタンニンの滑らかさなど、となりのオーブリオンと全く遜色なく、ここでもスタイル(仕立て)の違うデザインのドレスのように甲乙つけがたしでした。
2010年8月26日木曜日
白ワインの熟成
2010年6月27日日曜日
王様誕生会
ラモネの2003バタール・モンラッシュ。グラスからの香りは硬質で抑えたものがあるが口に含むと力強い。グレープフルーツの皮のような心地よい苦みにミネラル感、上品な杉の香りとしっかりした酸。香りより味わいの力強さに圧倒される。1996オーブリオンの白はセミヨンの熟成を示す輝く黄金色のニュアンス。ソービニヨンブランとのブレンドでドライな味わい。隣のラモネにやや分があって気の毒だったが、ボルドー白の熟成は楽しい経験。
2001年の5大シャトーのブラインド。私はこのブラインドが大好きで、できれば一晩ずっとブラインドでも楽しめるゲーム。中に一本1999が混じり、これは色合いからすぐ当てることができた。これはオーブリオン。次の2本は私はムートンとラフィットと絞り、ここまでは正解だったが、これらを入れ違えた。いつもムートンには騙されるので用心しすぎだったかもしれない。このムートンはいつもの動物的というより、抑え気味のバランスが絶妙でラフィットだと思った。振り返ってみれば、ラフィットは酸味とタンニンが特にバランス良く、、これだと思った。 とてもとても豪華で楽しいゲームでした。
最後にオーストラリアのヘンチキのHill of Grace. これはいつか飲みたいと切望していたのでお願いかなって大満足。シラーズというより最初の印象は凝縮感のあるカベルネだが、時間がたつとタンニンの長さと余韻にミント系の香りが長くつづき、やはり超上質シラーズを感じた。 また、来年もこんな素晴らしいワインのラインナップで祝いたいものです・・
2010年4月22日木曜日
リリー会1周年記念
調布のしみんカレッジの延長サークルとして継続してきたりりー会(1)も、今年の4月で1年を迎えました。今回はお当番さんの振舞で調布の一番古いフレンチレストラン スリジェからのケータリングでした。ワインのおつまみも教室の中という制限にもかかわらず「記念日らしい」楽しいサプライズでした。
シェフもワインに合せて魚介や鯛のマリネ、ホワイトアスパラガス、鴨、ローストビーフに加えていつもパンを手作りで持ってきてくれる仲間のアボカドやコーンパンですっかり出来上がりました。
ワインテーマは偶然にもカリフォルニアワインで私の専門分野でもありドメーヌカーネロスのロゼスパークリングワイン、2006オレゴンシャルドネ、2007ドライクリークのヘリテジジンファンデル、2006キュベソンのピノノアール、2005ケンウッド ジャックロンドンカベルネソービニヨンとワインもコースにあうもので、ヴィンテジの違いやワインの違いを楽しみました。ジンファンデルを初めての方もいるので重くないタイプを選び面白い会となりました。
寒い春

この日も真冬かと思うような寒さと雨で、桜の散った4月後半にコート・手袋で出かけました。まずはアランチエノの1999 La Vigne aux Gamins アカシア蜂蜜の甘やかさとハーブの香りのミディアムボディが繊細な泡に含まれつつ、貫く酸と熟成を感じたシャンパン。2001 オーブリオンはデカンタされて供されたが、個人的には空気を吸い込みすぎてもったいなかった。これは時間をかけて自分のグラスのなかで変化を楽しみたかった。2005HdVは近年のブルゴーニュ・カリフォルニア有名どころ(カレラクローンを使ったHyde VineyardのブドウとDRCのアルベール・ヴィレーヌ)の合作で評判のあるシャルドネ。最初の香りはブルゴーニュチックだったが口に含むと、まぎれなく高級白カリフォルニア。力強さと桃や梨の香りや、高級なフレンチオークのニュアンスやボディは、こちらのほうがデカンタしたほうがおもしろかっただろう。私は良くソノマやナパの店で見かけるが日本の値段の高さに驚愕。 2006ヴォーヌロマネ クロ・デ・ラ・フォンテイヌは果実味、酸、タンニンがしっかりと若き良きブルゴーニュのおいしさを感じた。最後は再びシャンパンを追加することになったが、このころには意識微弱のためテイスティングコメントを記憶せずただおいしくいただきました。寒さのせいです・・・
2010年4月5日月曜日
お花見
らない美味、シャルムシャンベルタンは果実味のしっかりしつつもしっかりとした重厚感あるタンニンで深いアンリジャイエ スタイルを賞味、15年を経たナパのスプリングマウンテンのカベルネは以後の山の畑が注目されるさきがけとなったワイン。落ち着いた果実味と熟したタンニンが細かくワインにしっかりと溶け込み、ナパワインの良さと実力を証明した。これとの比較として最新のスノーデンをデカンタージュして味わった。やはり少し早すぎて申し訳ない感じだが、深い果実、タンニン、酸などがしっかりバランス良く熟成の期待を裏切らないだろうと予測した。ちなみにこれはパーカーポイント97点をとったものでビン熟を3-4年させた後で30年の熟成可能とコメントされたものだ。まあ、待ちきれないということ半々、期待値をもったものをリリース時に味わってみたいという探検心は十分にこたえてくれた。
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