2009年2月2日月曜日

アラカン

いやあ、、親しい友人のアラカン祝いに同席させていただき貴重なエイジワインを楽しみました。

50年前の1959のサヴィニー・デュ・ボーヌ(アントニ)が素晴らしい熟成を見せ、色合いにも美しさ、深さと力があり、味わいにも時を感じさせないフレッシュさと熟成の醍醐味を兼ね備えた素晴らしいものでした。 ラ・ターシュ(DRC)はサヴィニーから比べると全体的にエレガント系統で軽やかな熟成と感じられるほどでした。

モンラッシュは残念ながら多少の劣化のニュアンスは感じられたものの、バランスを崩すことはなくさすが白ワインの王様の風格を保っておりました。これまた50年を経過した1959ラテュールは、現在のラテュールの妖艶なスタイルから比べるとおとなしく、動物的なニュアンスの変化というより、まさしく湿った落葉やおちついたカシスやドライスパイス、トリュフュの香りがまろやかなタンニンに溶け合ってボルドーの深さを再確認。

お料理@Les Enfants Gatesもとても綺麗で、私はトリュフをあしらったテリーヌとジビエに合わせて、ワインはますますの真価を発揮した幸せな経験でした。 はい。