2012年6月10日日曜日

ニュージーランド ボルドータイプ飲み比べ

海洋政策財団のニュースレター
http://www.sof.or.jp/jp/news/251-300/281_3.php
2012年の4月20日号掲載の「潮風の聞こえるワイン」という記事に紹介したワイヘキ島のストーニーリッジ ラ・ローズを飲む会をしました。同じヴィンテジのテマタ・コルレーンと比較するのが目的でした。

ニュージーランドを代表するボルドータイプの双璧を素晴らしいヴィンテジだった2008で比べました。ラ・ローズの方は、まさにボルドーといった感じでカシスやダークチェリーなどの果実味がこなれてドライスパイスやドライハーブ、土などが混じってなめらかで奥深い味わいでマルゴーのような印象。飲みごろでまさに文句ないおいしさ。コルレーンの方はカベルネ感が主体となり酸味がしっかりした印象を残す細身なスタイリッシュ。どちらもニュージーランドで飲んだ時の印象と大きく変わらず、それぞれの個性を主張した。

これらを飲む前にはクラウディベイのスパークリング、アタランギのピノ・ノアールなど、こちらもしっかりとした造りを感じさせるおいしさでした。