2010年4月22日木曜日

寒い春


この日も真冬かと思うような寒さと雨で、桜の散った4月後半にコート・手袋で出かけました。まずはアランチエノの1999 La Vigne aux Gamins アカシア蜂蜜の甘やかさとハーブの香りのミディアムボディが繊細な泡に含まれつつ、貫く酸と熟成を感じたシャンパン。2001 オーブリオンはデカンタされて供されたが、個人的には空気を吸い込みすぎてもったいなかった。これは時間をかけて自分のグラスのなかで変化を楽しみたかった。2005HdVは近年のブルゴーニュ・カリフォルニア有名どころ(カレラクローンを使ったHyde VineyardのブドウとDRCのアルベール・ヴィレーヌ)の合作で評判のあるシャルドネ。最初の香りはブルゴーニュチックだったが口に含むと、まぎれなく高級白カリフォルニア。力強さと桃や梨の香りや、高級なフレンチオークのニュアンスやボディは、こちらのほうがデカンタしたほうがおもしろかっただろう。私は良くソノマやナパの店で見かけるが日本の値段の高さに驚愕。 2006ヴォーヌロマネ クロ・デ・ラ・フォンテイヌは果実味、酸、タンニンがしっかりと若き良きブルゴーニュのおいしさを感じた。最後は再びシャンパンを追加することになったが、このころには意識微弱のためテイスティングコメントを記憶せずただおいしくいただきました。寒さのせいです・・・

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